奇跡の始まり PARIS2
1201(月)
モンパルナスのレストランへ向かう。
モンパルナス地区はお金持ち層が住む地区らしい。
アパルトマンが立ち並ぶ割には街頭が無くて暗い。
メトロから駅方面へ歩き続けやっと人の気配。
ホテル、レストランが見えて来た。
そのうちの一件が目的のお店。
パリ市内にいくつか支店を持ち、普段は行列で結構待つらしいが私達が到着した頃には
そこまで人はおらず10名ほど。
しかも案内される順番はグループの人数分のテーブルが空き次第とのこと。
この日のパリの気温は5度程度だろうか。とくに夜は冷え込む。寒いというより痛い🥶
そんななか受付の女性はコートを着こんで中と連携をとりながら、うまく客を捌いている。
運良く2人組の私達はさほど待たずに中に入れた。
と思いきやどうやら相席になるらしい。
向かい合うペア同士でひとつのテーブルを囲む。
そういうことでしたか。
さてさて、お隣は初老というのか5〜60代のご夫婦。
お互いによろしく、ということで声を掛け合いお話ししたらなんと日本好きで何回も旅行に出かけているらしい。
九州や四国、中国を見て回ったとのこと。
今はパリに宿泊してて普段ボルドーにいらっしゃるそう。
ん?ボルドー?
私今週ボルドーに行くのよ、って話から家にいらっしゃいということになり。。。。
連絡先を交換し金曜に行くー!と約束する。
こちらもおいしいワインを飲んで良い気持ちになって、勢いがあったと思うが
いきなり家におしかけて迷惑じゃないだろうか?
お互いの理解が不明のまま約束してしまったが、まあ様子を見てみよう。
連れも行きたがっていたが5日からストで全面的に電車が止まってしまい、パリから出ることも帰ることもできないので残念ながら断念。
私も1人じゃ不安だから一緒が良かったのだが。
食事のあとサービスと仲良くお話しする。
スペイン人の男の子で明日は休みだそう。
なんや、私レアル・マドリードのファンでラモス、マルセロ、オドリオソラ好きだぜって話から
セビージャには日本人が多く住んでるよって教えてくれた。
セビージャ出身だっけな?なんか酔ってたから忘れた。
夜も遅くなって来たのでイルミは諦め帰ることに。
ホテルの地下鉄まで来てくれてお別れ。
1人じゃこんなことできなかっただろうな。
旅は誰かと一緒が楽しい。