10年目のヨーロッパ周遊記

2009年の留学以来のフランス語学遊学。フランスの前にフィンランド、ロンドンにも滞在しました。旅はすべて滞りなく楽しいことばかり!少しの心残りもありながら無事日本に戻ってきました。

奇跡の続き

1205(木)

 

ボルドー観光!

おばんの朝は早い笑

 

若い子を置いて市内観光へ。

まずは大聖堂。おーでかい!そしてとんがり屋根。これは一体何という様式でしょうか?

そして路面電車の軌道に沿って歩き、大劇場前まででる。で、ZARAやH&Mが立ち並ぶ商店街を下ってホステル近くに到着。

こんなところにカルフールコンビニがあったのね!昨日は暗くてわかんなかったわ。

 

まあ、朝は名物を食べるとして、カヌレ店へ。

コーヒーに小さいカヌレが付いてくるらしいのでとりあえずカフェオレ。

小さい子がオレンジジュースを飲んでいる。

ママがここでお仕事してるのね。今からばあちゃんに連れられて幼稚園へ行くらしい。

 

カフェオレにカヌレ

フランスで久しぶりに食べるカヌレ。外が大分さっくりした食感だな。

ストラスブールにいた時、ウンジュがよくポールで買ってたけっけ。

懐かしい。

 

ホステルに戻るとようやく女の子が起きた模様。よく寝る!若い!!

せっかくだから夜一緒にしない?という話になり昼は途中まで一緒にぶらぶらすることに。

まあ、行くあてもそんなに無いんだけど笑

 

そういえば今日はストライキに合わせてデモ行進もあるんだ。

暴動にならなきゃいいけど、少し心配・・・

 

彼女の出発に合わせ街を一緒に歩き、本屋へ入る。

この本面白い、あの本も、なんて色々教えてくれたが物凄い読書好き。

将来作家になりたいそう。へー

私もあらんかぎりの知識を総動員し、フランソワ・ヴィルエイガンスの「母の家で過ごした3日間」を紹介。

彼女オススメのアメリー・ノートンの本などを購入。

彼女からはいろんな刺激がある!!楽しい!!

 

かれこれ1時間は本屋にいたのか。

そのまま街へと向かうと公園にでた。腹ごしらえしようとケバブを食す。

やあ、ケバブ食べる私、若い。

近くではアンティーク店が並んでいるが、人気がないなあ。

 

いつからか警察が集まりだし道を封鎖している。

おおーデモか??

大通りを歩いていると遠くから人影が。

途中爆竹が鳴り出す。ぎゃん、怖い。

 

そしたら連れのYちゃん、「スペインでよく参加してたので・・・」とへっちゃらな様子。

いやあ、デモ初心者には怖いですよ・・・

あっという間にデモ隊に巻き込まれてしまう。

いてもたってもいられず逆走を始める私。「やばい、でよう!」

「カバン気をつけて!擦られます!」

なに、この期に及んでスリまで発生?

心臓1m縮んだわ。

 

通りを抜け、なんとか一安心??

デモー怖いー。

しかしさすがフランス。権利を主張して、ギロチンも辞さない覚悟ですな。

 

コンテンポラリー美術館で鑑賞後ノートルダム聖堂を見学。

その近くのカフェの壁に吊るされた熊に大爆笑。

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あんまりお腹空いてないんだよね。とお互い言いながら

休むためカフェでお茶することに。

昨日からチェックしていたGoogleによる星評価4つのカフェへ。

店内にいきなり「愛」の書が。

レジの方も日本人。パティシェが日本人?夫婦経営?

立地も良いし頑張ってるねー!

私はカフェ・アロンジェ、彼女はショコラショーを注文してお席に着きますか・・・

丁度テーブルが空いていたので荷物を下ろして、ふと横を見ると!!

 

あ!!!!

パリで出会ったご夫婦!!!

Bonjour、私よ、ほらパリで出会った日本人!!」

と食い気味で話しかける笑

「偶然ね!」「ここは素晴らしいわ!」「この子はスペイン語を話すの!!」

とめっちゃ盛り上がる笑

 

私は、このご夫婦を疑っていたのだった・・・・。

 

お家に招待されたは良いが、誘拐され??、遠くの田舎に連れて行かれ??

最後は帰れなくなるのでは???と謎の心配をここ2日間していたわけだが笑

 

むしろ、私の方がこの夫婦に疑われていたんじゃね?くらいに顔を覚えられていなかった笑

 

まあ、そんなこんなで偶然の再会を祝い、お店を出た後も街の中心地まで送ってもらった。

こうして明日、安心してお泊りに行けることになったのだ。