10年目のヨーロッパ周遊記

2009年の留学以来のフランス語学遊学。フランスの前にフィンランド、ロンドンにも滞在しました。旅はすべて滞りなく楽しいことばかり!少しの心残りもありながら無事日本に戻ってきました。

トキメキ

1206(金)

マダムと合流し、まずは船に乗りましょうということで市内の運河を走る船に乗り込む。

ところがチケットも何も持たない私たち。マダムが2人分払ってくれた泣

 

今日はどんより曇り空。

うん、日本でも見慣れてる笑

対岸に渡り、また元の場所に戻ってくる。

こうやって地面から離れて水上にいるだけで気の持ちようが変わるもんだ。

 

さて、観光はだいたいしたので直接お宅へ向かうことに。

 

夫婦に誘拐され郊外へ連れて行かれると勝手に考えていたが、

なんとアパートは旧市街から離れた新興地域にあった。

隣はスタートアップのオフィスがあるそう。

 

早速お宅に・・・

息を飲んだ。

 

な、なんて素敵なインテリア・・・・。

めっちゃ広い。。。。

 

アジアのオブジェが至る所にある。

中国、韓国、日本代表はこけし

本もたくっさん!!

しばし見惚れてしまった。

 

キッチン、そして2階へと続く階段へ。

アパートの最上階だけ特別に2階建仕様。階段にも花瓶が・・・

おしゃれ

 

私たちの寝室。

気を利かせて?クッションは和柄

たまにあるアジア人向けのお客さん用カバー

 

前は総漢字柄のシーツだったっけ笑

 

モノが多いのに何故かすべて調和していてまとまっている。

なんでだろう?

 

そしてシック

 

空間の使い方が3次元なのか、立体的に物が配置されている気が。

私の場合(日本人)の場合いかに並べるか、に焦点がいってるけどそれとは違うよな

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夕食は全てマダム手作りの品。

サラダ、トマト、生ハム、エビ、キッシュ、美味しいバゲット

ボルドーの赤ワイン(めちゃくちゃ美味しい!)

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食後のゼリーもマダム手作り。

ゼリーとはいえど固めて砂糖が塗されていて手掴みできるもの

最初は苦手だったけど、だんだんハマってきた

なんだか羊羹みたいだなって思ってたら、日本のお菓子のパッケージを見せてくれた。

羊羹のパッケージ笑

好きなんだって!あんこ大丈夫なの?少し意外だった。

 

その後お紅茶を飲みながら、あの本が面白い、この作家はどう、

とお互いの国の文学談義に花を咲かせる。

 

驚きはマダムが結構日本文学を読んでいたこと。

林芙美子永井荷風安部公房夏目漱石をご存知!

しまざわあき、という女性作家は全てフランス語で書いているらしい。

憧れだーあと何十年かかるだろうか・・・

 

一通り話終え誘拐される疑いも杞憂に終わり

眠りへとついたのであった・・・