ロンドン 大人編
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ホステル2日目、チェックアウトの朝。
チェックアウトまで朝食を探しに近所を散策。スーパーを発見。何があるのかなー??コンビニみたいなもん?出来立てのパンが並ぶのはさすがだな。ウロウロしてイチゴジュースをレジで購入。セルフレジはカード利用だけかなと思ったからレジにわざわざ並んだのに、デカイおばさんに「向こうでやりなさい。まあいいわ、ハン」としぶしぶお会計される。イギリスの小銭はわかりにくく少し足りなかったらしくデカイ声で「全然足りないわよー!」と怒鳴られる。はーーげんなり。
公園でイチゴジュースを飲み、散策再開。
ホステル近くにプレタマンジェというチェーンカフェを発見。
ロンドンではそこかしこで見かけるので、どんなもんか覗く。せっかくなのでチャイティーとヨーグルトフレークを購入。とりあえずデカイ。味は良い。
イギリスの飯はマズイというのはいつの時代であったか・・はて?
最後のひと仕事チェックアウトが待っている。
なぜひと仕事かというとここのホステルはエレベーターがない。
厳密には使えないので4階から自力で荷物を降ろさねばならない。つまり、初日も自力で持ち上げたのだ。
同室の韓国人が先に階段を使っておりスーツケースをぶつけながら降りている。愛想よく「お先にどうぞ」と言われたが、部屋にいた時の無愛想な感じとは別人。人の態度はよくわからない。その時の気分によるのか。
ニセ警官に話しかけられた通りから駅へ向かう。駅にもエレベーター、エスカレーターがなく重い荷物を持って次のホテルへ移動。
「ノッティングヒルの恋人」で有名なノッティングヒルゲートに到着。
お金持ち界隈とあってこれまで見たレンガ色の建物から、白壁の建物が建ち並ぶ通りに入る。イギリスの階級意識はわかりやすい!
ホテル到着。ホステルとは全く別の空間。静かな場所、落ち着いた家具、広い清潔な場所。
ロンドン後半、大人の世界が広がりそう。
部屋にはまだチェックイン前で入れないのでテートブリテンへ。
ロンドン旅行最大の目的はこのテートブリテン。雨、そして寒い3日目。地下鉄はわかりやすいけど慣れないので念には念の確認を怠らず。電車に乗って入り口付近に貼ってある路線図を見てると老紳士が背後から「どこへ行くの?」と。私「ピングリー」、おじ「これで良し!」、私「テートブリテン」、おじ「その通り!」の会話。優しいおじいちゃん、ありがとう。
ゴッホ展が絶賛開催中。入場料は無料なのがイギリスの美術館。しかしエキシビションは別料金3000円。まあいっか今度日本にも来るはずだし。
私の本命は「オフィーリア」だもんね!
ワクワクしながら本題のラファエロ前派Roomへ。目的の絵にようやく…
あれ・・・?ない・・・・
別の部屋かな?
ない・・・
ネットで確認。
な、な、なんと今はオーストラリア!!下調べしてなかったのも悪いけど、まあ残念。
気を取り直して繁華街でショッピングしに行くか!
リバティ到着。リバティは生地のお店かと思いきや、デパートなのね。さて母へのお土産の生地を選びに上階へ。ひょーたくさんある!アドレナリン放出中。沢山あって選びきれない。フロアを何周しただろうか。途中日本人にも出会う。やっぱり定番ですよね。
イギリスの奥様が手にしてた生地が良かったので同じ商品の在庫を探す。が、見当たらない。
奥様のお買い物が終わるのを待ってゲット!おー割引中だ。だから割引コーナーにしかなかったのね!
犬柄と袋入りの生地を買ってホクホク。これで母からの任務完了。
続いて、同じ通りの楽譜店で楽譜漁り。さすが!イギリスの作曲家の楽譜が充実。あれやこれや見繕いながら30分ほど迷う。同じコーナーにやってきた女性がサッととった楽譜こそ私も欲しかったやつ!まあ。。しょうがない。他にも買えたし!その女性の「pardon」の発音がとても綺麗だった・・・きっと歌手なんだろうな
昔はよく海外旅行でも洋服を見てたがすっかり興味を失ってしまったな、と年齢を感じずにはいられなかった。買い物はせずとも、とりあえず繁華街を歩くうちオシャレ界隈に到着。
超絶オシャレな人が沢山!イギリスの若者ファッションイケてるー!!ブラックコーディネートでみんな70年代か80年代風。そして相変わらずパブの外にグラスを持ち出して立ち飲み。
また迷子になりそうなので大人しく帰路へ。
ホテルで寛ぐ。夜食がなかったので、ヘルシンキで購入した粉末スープを飲む。