10年目のヨーロッパ周遊記

2009年の留学以来のフランス語学遊学。フランスの前にフィンランド、ロンドンにも滞在しました。旅はすべて滞りなく楽しいことばかり!少しの心残りもありながら無事日本に戻ってきました。

ロンドン本格行動1日目

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ユースホステル泊。扇風機のみの部屋に8人が寝る。暑いのでほとんどの人がほぼ裸で寝ている。

 

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昨日の夜はシャワー室でお湯の出し方がわからずまともに体を洗えず。

デオドラントシートが大活躍。化粧水を含ませたコットンで顔のふきとり。

こんな風に役立つとは準備段階で予想できただろうか。

 

さて、ロンドン観光も見たいところが盛りだくさんなので時間勝負!
早々に支度し、最初の目的グローブ座へ向かう。

ロンドン塔を横切り、タワーブリッジを渡り、かなり歩いた所でようやく到着。とにかく暑い😵

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ガイドツアーを予約するが、ほぼ英語なので…わかったのは7いや6割程度だったろうか。

ただ、ガイドのお姉さんの話し方が舞台英語なのか非常にはっきりと聴きやすかった。

最後におそらくシェークスピアのテクストを朗読したのだろう、素晴らしく美しかった。涙が出た。

再現された野外劇場はこじんまりとしているが、舞台との距離が近く役者の熱演を感じることができる。

当日チケットは売り切れ!

 

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あてもなく歩いてるとバラ・マーケットに出会う。バラは薔薇のことではなく単なる発音上の問題でバラとなる。ベリーを買い食いする。日本では見ない甘くて濃い紫のベリーだった。

 


炎天下の中歩き続け、テートモダンに到着。現代アートはそんなに興味がなかったが、発電所を改装した建物は開放的で多くの人が自由に通路に座ったり食べたり寝たり?していた。展示物はあまりパンチが効いていなかった気がするが、今思えばまた行ってみたいと思う美術館だ。不思議な後味がある

 

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まだ時間に余裕があるので、予定変更でミュージカル劇場界隈へ。ここはロンドンの渋谷・代官山辺りだろうか。とりあえず今やってるチケットの在庫を聞いてみると、今夜の席があるではないか!お高めだけど奮発して「オペラ座の怪人」をゲット!いやー楽しみ!!


地球の歩き方をパラパラめくっていると、小さい本屋があると言う界隈を歩いてみる。

古楽譜店らしきお店を発見。いきなり日本人のおっさんが客としている。

「日本人の方ですか?」と聞くもそっけなく「そうです。」のみ。

だが、おじさんが店を出るとき「この辺でお茶できるとこないですか?」と質問される。

いやいや知らないよ、ってかそこら中にあるじゃん。

まあ、気を取り直して店員に楽譜のありかを尋ねる。いくつか出してくれて早速レアものゲット!

わーん運命の出会いかしら😂こんなすぐに見つかっちゃう?


さて今夜はミュージカル鑑賞。椅子が高すぎて座りにくい笑

脚の長さが違う・・・・

挙句に前例の韓国人一家のお母さんが、でかい扇子を扇ぐもんだから舞台が見えない笑。

ある意味笑いを誘う

 

ミュージカルら素晴らしい歌声だった。明瞭な発音、安定したピッチ、歌声。全てが一流。

そして演出が非常に面白い!表と裏が逆になったり、爆竹がなったり、歌舞伎舞台に通づるところがあるのではなかろうか?

次回は是非オペラを観たいな!

 

隣の席は韓国人の女の子。その子は日本に住んでたことがあるらしく、日本語で話してくれた。

日本人の中国史の先生に習っているるらしく、何やら難しそう。

韓国では中国史をする人がいないのかな?


帰りは真っ暗。10時過ぎのバスに乗るのでドキドキ。バスの運転手に行き先を聞くが曖昧な感じ。

降りなきゃいけないバス停の名前と実際のバス停の名前が違っていたので降りるタイミングをを見失う。

どんどんバスは住宅街の暗闇へ。いやー怖い!無事にホテルに着くのか?

前列にいたお姉さんに聞いてみると「あーよくわかんない。運転手に聞いてみるね」と聞いてくれた。

なんて親切なの!!「ありがとう!!」ちゃんと言えたかな?

どうやら1つ前のバス停で良かった模様。とにかく乗り過ごした分だけ走る笑

 

バス停に立っていた若者に一応方向を聞く。

「あっちだよ。このまま走れ!」と言われた気がして更に走る。

ようやくホステル近くの地下鉄に到着。肝を冷やすとはこのことか。


今夜は地下鉄に乗るべきだったな。