ロンドン 大人編2
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ホテル朝食。
イギリス料理が不味いとは、本当に誰が言ったのだろうか。
スクランブルエッグ、トマトスライス、キュウリ全て美味しいではないか!!
ギリシャ風キッシュは若干味濃いめだったのでお残し。
食後にミントティーでさっぱりと。
さて、大人編より宿泊地をノッティングヒルゲートに移して異世界を堪能中。連日アンティークマーケットがあり、観光客も多く賑わってる。ウェッジウッドのお皿やらシルバー、バーバリーコート、ハリスツイード、クレープ、パエリア、ポテト…目移りする
前日とはうって変って気温が下がる。雨も降る。おお、雨のロンドンよ。
同じ雨でもこんなにも感動できる雨はロンドンくらいだろう。
マーケットめぐりをほどほどに切り上げ、これまた予定していた中古楽譜店を探す。最寄りの駅を降りた途端
雰囲気が…。通りは広いが人通りが無いのが不思議。
浮浪者が車道に立って運転手に小銭をせがむ。信号待ちで中央分離帯に立っていると奴が近くに来そう…早く青になれ!
なんとか渡りきり本屋のあるストリートを探すが見当たらない。wi-fi繋げてないので紙の地図を片手にウロウロ。住宅街に入るとまた女性の浮浪者が。。。万事休す・・・別に女性はこちらに近づいては来ないが怖いよー
向こうからイギリス人らしき家族連れがやってきたので、ちょっと安心。
交差点に出てようやく目的の通りを発見。お店の前に早速本が出てる!おお!あれか!
が、ドアの前に張り紙。もしや休み…?あーあと4分で戻るのか。しかしなぜ4分?几帳面なオーナーなのか?
ハラハラドキドキして待ってたら、ちょっと不思議な雰囲気のオーナー到着。
外でパラパラ本をめくるフリをした後
私「中入って良い?」
オーナー「もちろん」
私「この人とこの人の楽譜探してんだけど」
オーナー「下においで」
怪しげな階段を降りていく。
え、下??
大丈夫???
監禁する?
私生きて帰れますよね?涙
しゃあなしで下に下りてくと、なんたる楽譜の数!!!そして並びきれてない!!!
とりあえず数冊出してもらったところで「ここら辺がバロックコーナーだから好きに見てね。」とのこと。
暫し1人の時間を楽しむ。いやあお宝だらけ!こんなお店はヨーロッパで初めてみたぞ。
この量、この種類!!穴場!!!
じゃんじゃん出てくる探し求めていた楽譜ちゃん!!
お値段よりも重さの方が心配ながら、二度と出逢えないことを考えて大人買い。まんぞく!
最後にオーナーに「お宝探しみたいで楽しかった。」と伝え、「君は見つけたね」と談笑。
オーナー、あなたを疑ってごめんさない!
ここから近い地下鉄までの道のりを聞いたとこる、来た時とは違う道順を教えてくれた。
やはりそれが安全な道のりなんだろう。