10年目のヨーロッパ周遊記

2009年の留学以来のフランス語学遊学。フランスの前にフィンランド、ロンドンにも滞在しました。旅はすべて滞りなく楽しいことばかり!少しの心残りもありながら無事日本に戻ってきました。

機内食

シャルルドゴール 空港は混雑するから3時間前チェックインがオススメだとか?

なので早々に並び、早々に手続き終了。

預けるもの預け、あとは…免税ショッピング♫

 

さすがおパリ!有名ブランドが勢ぞろい。

まずはエルメスへ!そろそろスカーフを買いたいなー🧣色とりどり、目移りする。しかもそんなに高くない!迷うなー迷う。こんなにあると迷う。迷う…。で、迷った挙句店を出る。

 

実は、ホームステイ先のママからスカーフ(ノーブランド)をいただいたのだ。

しかも音楽モチーフ。お別れの時もしっかり首に巻いてきました。

しばらくはこの思い出スカーフを大事にしよう!

 

機内で必須のお水を買い、自販機でお菓子を買う。これで両替したユーロはほぼ0にしてスッキリ‼️

 

初のJAL国際線。安心の日本人スッチーたち。言葉がバンバン伝わるし、オモテナシが素晴らしい。しかし過度ともいえる。

 

8時30分、パリ発羽田行き。帰国の途へ。

機内の楽しみといえば食事よねー。何々?豚の味噌炒め?鮭のクリーム煮?うん!豚だね。

 

さーて、食べようとしたところお腹の調子…いや、胃がムカつきはじめた。なんだなんだ?

気持ち悪い…。吐きそう…。

しばし分析。あー、あのイスラム料理にあった揚げ団子かも…?確か大豆の粉を丸めて作ったミートボールならぬ大豆ボール。油が合わなかったか?

 

とりあえずサラダとフルーツを胃の中へ。豚を一口。おえ、吐きそう。断念してゆっくりと蓋を閉じる涙

となりのお姉さんはビール片手に食事ですか。いいなー私も丈夫な胃を持ちたいよ。

デザートはハーゲンダッツのバニラアイス。

うわーん。これも食べれませーん。

 

食後のお茶サービスの時、スッチーに胃薬を所望。整腸剤のブスコパンならあるとのことだが。腸ではないんですよね。

更に梅干しはないか聞く。もちろん、ない!

梅干しを要求する客。恥ずかしい…

 

映画見て寝るとする。

 

さて。食事ワゴンの音で目覚める。

おー、お腹の調子が良くなった模様。

和朝食。ご飯、味噌汁、鮭、卵焼き、ほうれん草のだくだく煮。赤味噌のお味噌汁がなんと美味しいこと!染みるわー。身体のダシ濃度を高める。やっぱり私は日本人だね!完食。

 

いよいよ東京着。

楽しかった3週間。

まずは無事に帰ってこれて何より

 

出発前は人生終了モードだったのに(今振り返ればなぜ?)、旅行して沢山の人と知り合い仲良くなって、優しくされたらすこぶる元気になった。

美味しいものを美味しく食べる。

好きな人と一緒にいる。

自分を偽らない。

目標を見定める。

大事にするべきことに気づく。

時間に追われない。

 

人間味溢れる素朴なフランス人。

個人を大切にするヨーロッパの文化。

 

10年前、結局1年いたけど何も得られなかったという消化不良と心残りがあった。

でも、その下地があったから今回の旅が最高に楽しくなったと思う。

 

楽しむなら土台が少しハードで苦い方がいいのだろう。アラフォーになって人生を味わえるようになった。

 

あと一つ。

年齢を理由に自分の行動を決める必要はないし、年齢という物差しで人を測ることはできない。年齢のプレッシャーから私を自由にしてくれた今回のフランス旅行。

だがしかし37歳では学生割引は使えないのだ。